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【未来を語る】J:COMで“叶えたいこと”語ってみた!

わたしたちJ:COMは、2025年1月18日におかげさまで創立30周年を迎えました。

これまで事業を続けることができたのは、長年にわたってJ:COMのサービスをご愛顧いただいたお客さまをはじめ、多くの関係者の皆さまのご力添えがあったからこそと、心より感謝申し上げます。
 
その節目をJ:COM公式noteでは特別企画として、「J:COMグループで叶えたいこと」をテーマに、グループの従業員5名による座談会を実施しました。違う会社、違う職種から語る、皆さんそれぞれが目指す「叶えたいこと」とは?




皆さんの叶えたいことを教えてください!

 

J SPORTSを通じて「新しい推し活」の市場をつくることです!
どのジャンルもですが、スポーツもファンの熱量って結構すごいんです。

私が営業所でお客さまのアフターサポートを担当していた時、J SPORTSの加入キャンペーンのご案内をしたところ、お客さまにとても喜んでいただいたことがありました。推し活って今の時代的にも良いですね。

私は長らくサイクルロードレースを担当しています。中でもツール・ド・フランスには熱いファンが多いんです。そこで、ツール・ド・フランスとのコラボカフェを展開したところ「同じ趣味を持つ方と集えてうれしい」という声をいただきました。スポーツを通じてこうした体験やつながりができるような“推し活の場”を提供していきたいです。


私が叶えたいことは2つ、ひとつは調達の業務を社内にもっと知ってもらうこと、もうひとつが調達が担う領域の拡大です。

現状は技術部門・情報システム部門と連携した設備、システム周りがメインで、加えてオペレーション企画部や映像事業推進部などとも連携して、番組ガイドなどのお客様への送付物や印刷物をペーパーレスの方針と並行しながら適正な取引をするための取り組みを始めていますが、いずれは全ての部署を担当できたらと思います。

確かに調達の業務ってイメージしづらいですね……。現場だと特に関わる機会がないからかもしれませんが。

 そうなんです、これを機にぜひ皆さんにも知っていただきたいです。調達部では「部署が必要とするものに適切な調達先を選定・適正な価格で取引する」という領域を担っています。

そのために、例えば各社に相見積もりを依頼し、その見積もりと市場での金額を比較して、交渉できる余地があれば交渉して仕入れるなどを行っています。

なるほど、外部と交渉するというところでは、畑は違えど業務内容は通じるところがありそうです。私はハウスメーカーさんと協業し、新築マンションにお住まいのお客さまへのご提案を行っているので、毎日のように交渉しています。

今はネットや動画コンテンツが主力となっているので、J:COMの優位性をどうお伝えするか工夫していかなければならない局面だと感じています。例えばJ:COMでしか見ることができないコンテンツ作りや、まちづくりに参画してJ:COMの知財を用いたデジタルサービスの提供を行うなど、あたらしい価値創出を叶えたいですね。


「地域密着」の価値を高めていきたいですよね。地域プロデューサーの仕事はどんどん拡大していて、最近では映像制作以外に区立施設へのWi-Fi整備や防犯カメラの提案なども行っています。

私の時代は地域プロデューサーといえばイベントの実行委員といったイメージが強いですが、今はそんなこともしているんですね。

実はたくさん役割があるんです。なので私は先を見据えて、地域に寄り添った自治体と連携することで地域の暮らしを支えるようなサービスを拡大していきたいですね。

私はJ:COMのブランドメッセージである「あたらしいを、あたりまえに」を叶えていきたいです。ここ10年、動画市場は急成長しており「情報収集=動画」がスタンダードになりつつあります。動画は視聴者に新たな気づきや選択肢を与えてくれるものだと思います。

だからこそ、我々、プルークスは人の心を動かし、行動変容を促せるようなコンテンツ作りを主導していき、人々の「あたらしい」に触れるきっかけをつくりたいですね。

 

「叶えたいこと」を実現するためには?


調達で取り扱う領域を拡大していくためには、いろんな分野に精通する知識がなければなりません。そのための情報収集や市場調査を行っていきます。

また、リソースにも限りがあるので、Tableau(タブロー)などの分析ツールを使いこなして価格の精査をしていきたいです。

私もより良い提案をするための時間を確保するためにも、DXツールを使った効率化を進めたいですね。また、必要なことは、先方の困りごとを正しくキャッチアップするヒアリング力と、こちらの独りよがりにならず、かつビジネスとしても成立する提案力の強化だと思っています。

会社の制度で「ソリューション営業」の研修も受け、そこではいかに一歩踏み出して核の部分に近づけるかということが大切だと学びました。

「行動変容を促すコンテンツ作り」では、縦型ショートドラマの企画制作を支援する「TATETO」の認知を高めていきたいです。2024年9月にローンチした後、3カ月経つ頃には30件以上の引き合いをいただき、どんどん認知が拡がっている感覚があります。

また、拡大する過程を体系化して、J:COMグループ内に還元していくことで、次なる新しいアイデアが生まれていくような好循環を作り出せると思っています。

プルークスの動画制作サービスについて、お客さまからの反響などがあったらお聞きしたいです!

そうですね、ベンチャー企業のクライアントで「商材を世の中に知ってもらいたい」という課題を解決のための動画広告を制作したところ、「もっと早くサービスを知りたかった」というコメントをいただいたことがあります。

私もちゃんと届けられている実感ができてうれしかったですし、お客さまにも喜んでいただけました。


私はたくさんのスポーツを放送で届けられるように、権利元の連盟や代理店との信頼関係を築いていかなければと思っています。

大手動画配信サービス各社と競合する中で、放送権は契約更改のたびに条件交渉をしなければならないので、権利元との関係構築を図りつつ、どれだけその競技の発展に貢献できるかというアピールが重要です。

放送権はパートナーと一度合意できれば何もなく継続、ってことにはならないんですね。

はい、これが難しいところです。また、海外の放映権交渉を担当する時には世界中のスポーツ連盟やメディアが一堂に介して商談する機会がありますが、そこでは生成AIなどの新しい技術の話題も飛び交っているので、自分の顔を知ってもらい、コミュニティを広げながらいち早く情報を取り入れる姿勢でいたいです。

ちなみに、海外の権利元から、J:COMのダイレクトセールス型のビジネスに興味を持っているという話をよく聞きますよ。

地域プロデューサーも同じく、自分をPRすることが重要だと思っています。自治体の方に「会社じゃなく最後は、やっぱり人だから」と言われたことがあり、私がJ:COMの顔だという自覚を持って接するようにしています。

小路さんは地方自治体へ出向のご経験もありますが、そこでは区の職員の方々とのつながりができたのではないでしょうか?

そうですね、杉並・中野局に着任早々、地域との関わり方に悩むことがあり、出向時代にお世話になった方が地域同士がつながるきっかけをつくってくださったことがあります。

自治体との連携は地域への貢献性と収益性を担保しなければならず難しいところもありますが、自治体の方との関係性を築けるのは特権でもあるので、よりよい地域づくりのためのチャンスを生み出していきたいです。


J:COMの「これから」に期待すること

 

「挑戦したくても制約がある」のはどの組織も同じですが、「最初から挑戦を諦める」のと「実現するまで挑戦し続ける」という行動の違いは、5年後、10年後に大きな差になっていくと思います。会社全体がより挑戦を応援してくれるような風土になったらうれしいです!

関田さんと同じですね。プルークスではそういう風土を変えるべく、失敗した案件の学びを称える「しくじりオリンピック」という機会を定期的に設けています。

挑戦し、ダメだったとしても失敗が悪いという風潮にしないことが大切ですよね。「失敗にも寛容な風土」になれば、新しいことに飛び込むマインドを持てる人が増えるのではないかと思いました。

私は既存の業務領域にとらわれないチャレンジをしていきたいですね。お客さまと接する我々だからこそ浮かぶアイデアもありますので、現場からもアイデアを発信していきたいです。

調達としては、組織同士がつながる架け橋のようなな存在になりたいと思っています。それを実現するために、もっと横のつながりが強くなってほしいです。現状、新しいことをしたくても、どこに声をかけていいのか分からないときがあるので、隣の部署の仕事を知ることができるような機会が増えるとうれしいですね。


以前いろいろな部署やグループ会社にお邪魔して話を聞きに行ったのですが、J:COMはその道のプロがとても多いんです。そのスキルをお互い享受し合えたらいいですよね、社内副業的な。

いいですね! 個人的に、気軽な気持ちで経験できる短期留学制度のようなものとかもあったらいいなと思いました。

異動や出向は簡単ではないかもしれませんが、例えばJ:COMグループにはスポーツのファンも多いと思うので、イベント企画の際などに意見を募集してみたいですね。自分の視点にはなかったアイデアにつながりそうです。


別の環境の方と気軽につながれる機会が増えたらいいですよね。私の立場からだと、エリア内にとどまらず、自エリアの関連する地域(姉妹都市や交流自治体)にも行って、良いところを探ってくる、ということもできそうです。

その地域の人と交流して初めて「この取り組みを取材できそうだ」「この課題にアプローチできそう」というビジネスの種が見つかることもありますから。

確かに、J SPORTSからスポーツ関連の団体や企業等に出向することもあるので、普段取引する相手側の立場も経験することで、新しい視点が得られそうです!

そんなこともあるのですね! これから先の未来、さらにJ:COMが会社として成長していくために、今お話に上がったような気軽な人材交流ができる仕組みがほしいですね。


♪本日のBGM♪ 
Viva La Vida – Coldplay
このBGMを聞きながら読むといいかも♪という音楽を勝手におすすめしています。