【新入社員レポート】24年度新卒社員研修 ~私たちは変化を恐れない~
J:COMは、「すべての人を大切にする」という価値観に基づき、多様な人財が活躍できる環境の整備、成長できる機会の拡充を進めています。
新卒で入社した従業員が、社会人として、さらには一人前として、活躍できるよう様々な研修プログラムを準備し、長期的な育成を実施しています。入社時研修として約1ヶ月間、社会人への意識転換を図り、ビジネスマナー・実務の基礎知識を習得し、仕事の基本を学びます。
この記事では、24年4月に入社した新卒社員157名を代表して、安藤 槙海さんが24年度新卒社員研修内容をレポートします。
入社式
入社式 社会への門出。
4月1日、私たち新卒社員157名はJ:COMに入社しました。各々の決意を胸に、社会人としての第一歩を踏み出しました。私たちはどのような表情をしていたことでしょう。期待・不安・やる気・緊張…一言では言い表せない気持ちでした。
そんな中、迎えた入社式。
岩木社長による祝辞では、「社会人としての覚悟を持って、自らの業務に取り組んでいくこと」「仕事で成果を出す人は、常にやりがいや没頭できることなどを見つけて楽しく仕事ができる人」というメッセージをいただきました。一日も早く成長して、魅力溢れるプロフェッショナルになりたいという想いが募りました。
また、人事部の方々からも新卒社員に向けた応援メッセージをいただきました。内定時から入社式を迎えるまで、私たちを支えてくださったみなさんからの温かいメッセージに感謝の気持ちで胸が熱くなりました。
研修概要
入社式の後は本格的に研修が始まりました。
研修内容は大きく「会社知識」「ビジネススキル」「コミュニケーション」の3つの構成に分かれており、研修前半を本社で、後半はそれぞれの配属先で受講しました。
研修前半@本社
企業理念
全国の新卒社員が5クラスに分かれて研修は始まりました。会社概要、企業理念、コンプライアンスなど、私たちが働く上で、最も重要な基礎を学びました。企業理念は「グループすべての社員の拠りどころとなる目指す姿であり、どの部署であったとしても同じ指針を持って業務に向き合う心構えだと理解しました。
議論を重ねた分、同期との絆が深まった
特に印象的だった研修はビジネスシミュレーション研修です。この研修は、いくつかのグループに分かれて、サービスのプロモーション企画策定から、取引先への提案、最終的に取引先の受注を目指す「体験型研修」でした。
二日間にわたり行われた本研修は、より現場に近い業務を体験することができました。「取引先が求めていることはなんだろうね」と相手の視点に立ってアイデアを練り、受注への最適解を求めてディスカッションしました。
妥協することなく熱量をかけた分、同期との絆が深まったと感じています。
本社での研修最終日はチームビルディング研修を行いました。東京都内に設定されたチェックポイントをチームで巡り、点数を競うチーム対抗戦の研修でした。私のチームは初対面のメンバーが多かったので、イチから始まったプロジェクトに臨むような疑似体験ができ、コミュニケーションの取り方や役割分担の大切さを学ぶことができました。
最終日の夕方からは、経営陣との懇親会があり、私たち新卒社員を快く迎え入れていただいたことに、とても温かさを感じました。また、企業における価値観や将来性についての話をいただき、自分も早く仕事で貢献したいという想いが強くなりました。
研修後半@配属先
4月3週目からは各配属先に分かれて研修が行われました。
事業活動を通じて社会に良い影響を与える
J:COMが新たに策定したサステナビリティ経営方針について、ワークショップ形式で学びました。ごみの分別やマイボトルの使用といった自分が実践していることから、J:COMができることを議論、考えることで、企業がサステナビリティに取り組む意義について理解を深めることができました。
J:COMが社会のためにできること
このようなバリエーション豊かな研修を経て、「サステナビリティ経営に向けて、J:COMがお客さま・社会のためにできること」をテーマに、各配属先に分かれてプレゼンテーションを行う最終報告会に挑みました。
チームで企画を練り上げていく際、各自の意見をまとめ、方向性を定めることに苦労しました。一人ひとりがテーマについて考え、意見を出す中で、全員の意見を採用することは出来ず、もどかしさを感じているメンバーもいたと思います。
私はチームの足並みを揃えるために、それぞれのアイデアを課題・原因・解決策・効果の4つのカテゴリーに分け、表にまとめることにしました。こうすることで、それぞれの企画の長所、短所を見える化でき、チームメンバーみんなが納得感をもって同じ方向に向かうことができたと思います。
私たちのチームはJ:COMならではの”地域力”と”デジタル力”を活かし、ケーブルインターネットZAQのキャラクター「ざっくぅ」と託児所を掛けた「ZAQ児所(ざくじしょ)」を提案しました。「地域課題に踏み込んだアイデアだった」「データを基にした提案だったので納得しやすかった」という評価をいただき、試行錯誤したことの達成感を得ることができました。
このワークを通じ、他のメンバーに対して意見することや、判断をすることは、責任が生じるということを実体験として学ぶことができました。決断することに不安を感じることもありましたが、それが自分の成長に繋がることも改めて実感することができました。
研修を終えて
迎えた配属初日
すべての新卒研修プログラムを終えた私たちは、少しは成長できたでしょうか。学んだスキルや知識の大切さを実感する毎日。豊富な研修から学んだことを実践し、一人ひとりが目指す、なりたい姿へと邁進していきたいと思います。
CHANGE CHALLENGE CREATE
企業理念を実現するために、私たちが大切にする価値観と行動指針「J:COM WAY」があり、ここに定められている「CHANGE CHALLENGE CREATE」という価値観に私はとても共感しました。私たちは変化を恐れず、変革を担う第一人者になることを目指し、J:COM グループ全体を盛り上げていきたいです。
一人ひとりのお客さまと向き合っていきたい
私が目指すこと
私は地域に寄り添い、地域活性化・地域ブランディングに携わる地域プロデューサーを目指しています。地域プロデューサーはエリア内で暮らす方々のニーズに対し、人と人を繋ぎ、地域に寄り添う視点・全国ネットワークの視点から地域活性化の提案を行います。また、行政機関と地域事業とのつながりを深めながら、地域メディアを活用した情報発信やイベント運営、プロモーション施策を実行するのも役割の一つです。
私が地域プロデューサーを目指すきっかけとなったのは、大学時代に参加した子ども食堂や学習支援などの地域ボランティア活動です。活動を通じて、人と人を繋ぐ楽しさ、喜びを学ぶことができましたが、同時に、支援があるにも関わらず、必要としている人に届かない“もどかしさ”も感じることがありました
このような大学時代の経験を経て、地域情報を多くの方々に伝えたい、地域を盛り上げ、地域に貢献したいという想いから、地域プロデューサーを目指し、現在の業務に励んでいます。
地域にとって、J:COMがあたりまえの存在になること。地域の皆さまの生活を支え、豊かにすること。私はこのような大きな目標を胸に、地域の情報にアンテナを張りながら、地域への愛着を持ち、一人ひとりのお客さまと向き合っていきたいです。