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【地域メディア】地域と共創するメディアを23年新卒が考える

J:COMは、地域特有のニュース、天気、イベント情報をはじめ、防災・減災情報や災害発生時の被害状況や避難・支援情報の発信など、地域密着型のコミュニティチャンネルを運営、放送しています。そして、地域の魅力を伝える番組制作やイベントの企画を通じて、地域社会との連携を深める活動を行ってきました。
 
コミュニティチャンネルは、地域に寄り添った放送チャンネルです。地上波や全国紙などの他メディアでは取り上げられないような、その地域だけの魅力やニュースを届けることで地域社会を形成する重要な礎になることを目指しています。
 
今回は、その中で活躍する23年に新卒入社した映像制作第一部の鈴木さんに焦点を当て、彼の業務内容や地域メディアの取り組みと、その魅力についてお話を聞きました。

鈴木 洸生
JCOM株式会社 映像制作第一部
2023年入社。趣味は御朱印集めと動画編集。宮城県出身で、現在は埼玉に在住。来月から都内で一人暮らし予定。




地域コミュニティとの絆づくり

—— 映像制作第一部の業務内容を教えてください。
大きく分けてふたつの役割があります。ひとつは当社の地域メディアである「J:COMチャンネル」で放送する番組の制作やYouTube配信やアプリ用のコンテンツ制作を行うことです。
 
もうひとつは、地域の方々との関係を構築していくことで、地域コミュニティを育んでいくことです。地域社会に寄り添いながら、そこに息づく文化や営みに触れ、様々な活動を共に発信していきます。地域メディアの情報発信は地元の方々との信頼関係なしには成り立ちません。

—— 鈴木さんの役割を教えてください。
私が所属しているグループは、「J:COMチャンネル」で放送する番組の企画やプロジェクトの方向性を定めます。私の役割は、その進捗を確認するとともに全国の制作グループの状況を把握し、推進することです。
 
今年の5月に配属されてからは、全国の制作グループとの調整を行うほか、番組制作におけるガイドライン策定のサポートや運用支援、ときには生中継番組のアシスタント業務を行っています。
 
映像制作を円滑に進めるコーディネーターの役割と、社内の各部署をつなぐ窓口として、いつも迅速に対応することを心掛けています。
 
私は大学時代、地域メディアに関するゼミに所属していました。また、通っていた大学の近くにあった地元のコミュニティFM局でボランティアとして運営サポートに携わっていました。ゼミで学んでいたこともあり、自分にとって地元のコミュニティFM局で働くことはごく自然なことでした。

映像制作第一部に配属になったことで、大学時代に学んできたことや経験を活かすことができる機会をいただけたと考えており、舞台は変わりましたが、再び地域メディアに係わることができ嬉しく思っています。


J:COMならではの情報発信で地域との信頼関係を深める

—— 地域メディア「J:COMチャンネル」の役割は何だと思いますか?
「J:COMチャンネル」では地域を盛り上げるための企業や学校・団体の取り組みやイベントの紹介など、地域のみなさまが豊かに生活していくための情報を発信しており、他メディアでは取り扱われない地域の情報やコミュニティに触れていただくことができます。

視聴いただく方がジブンゴトとして捉えられる情報をお届けし、情報発信と共に地域との信頼関係を深め続けていくことが役割だと思っています。
 


全国各地の大学生と、環境と

—— 「大学生と考えるSDGsウィーク」企画について教えてください。
わたしたちは、様々なSDGsに関連する取り組みをおこなっています。

2020年には、国連が設立した「SDGメディア・コンパクト」に加盟すると共に、メディア企業として、その必要性や社内外の取り組みを発信し、SDGsの認知向上や、具体的な取り組みへの参画を呼びかけています。

「2050年度カーボンニュートラル達成」を目標とする企業として、未来を担うU25やZ世代のみなさまと一緒に「地球環境」について考えて発信する取り組みも行っています。


2023年6月に発表されたSDGsの17の目標に対する大学の貢献度を可視化することを目的とした「THEインパクトランキング2023」では、世界115の国・地域から1,705校もの大学が参加する中で、日本は2番目に多い91校が参加、78校が総合ランキングにランクインしていました。

このことから、わたしたちは日本の大学が環境への関心が高いことに注目し、SDGsに関連した研究や取り組みをしている学生を紹介する「大学生と考えるSDGsウィーク」を企画しました。未来を担う若い世代とともに、SDGsの実現を目指すことが狙いです。


この企画には全国16校もの大学からご賛同いただくことができました。日々、地域密着で取り組んでいる当社の姿勢や想いを理解いただいているからこそ、こういった企画が実現できているのだと思います。

—— 大学生はどのような活動をしているのですか?
どの大学生たちの取り組みも素晴らしいです。例えば、新座市にキャンパスがある十文字学園女子大学の食品開発学科の学生は、新座市環境講座で、“もったいないがない!食品ロスをなくそう”をテーマに「オリジナル食品ロス対策レシピ」について発表、家庭でもできるフードロス対策について活用を呼び掛けるなどの活動をしています。



J:COMチャンネルによる十文字学園女子大学取材時の学生の様子


発表した食品ロス対策レシピをもとに調理したメニューを、実際にキッチンカーで販売もしており、環境に対する関心の高さと行動力の高さを感じることができました。
 
学生たちからは、「自分達の活動がこのような形で発信されて驚いています。フードロスを多くの人に知っていただくことで、社会に貢献していきたいです」とのコメントが。今回のように地域社会をよりよくしていく活動について、わたしたちは今後も地域の方々を巻き込みながら発信という形で貢献していきたいと考えています。

<取材にご協力いただいた十文字学園女子大学食品開発学科の学生のみなさん>


地域メディアの可能性

—— 鈴木さんが目指すことを教えてください。
地域と私たちが一体となって地域の課題解決に取り組んでいくことです。他メディアにはできないJ:COMならではの情報発信を追求し、地域社会での役割をさらに強化していくことによって、地域活性化に貢献すると共に「未来の地域メディア」を担っていく存在になりたいと考えています。
 
具体的には、地域メディアというのはテレビやラジオに限定する必要はないとも考えており、当社では、地域の「今」を届ける地域情報アプリとして「ど・ろーかる」というアプリを提供しています。アプリなどの若年層にも親しみやすいオンライン領域での展開も強化していき、媒体にとらわれることのない、受け手にジブンゴトとして感じてもらえる「未来の地域メディア」を目指して挑戦していきたいと思っています。
 
今は全体のコーディネートという役割を全うし、基礎を固めていきたいと思います。同時に新人ならではの柔軟な発想でJ:COMならではの地域メディアを実現するための企画を提案、推進することに挑戦していきたいと考えています。


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地域メディアを通じて地域の方々に役立つ情報をお届けし、地域社会を豊かにすること。それが鈴木さんの目指すものであり、そこにはJ:COMの新卒社員としての彼の情熱が詰まっています。彼自身の経験を活かしつつ、未知の課題に挑み続ける鈴木さんの活躍から目が離せません。

♪本日のBGM♪ 
Dog Days Are Over – Florence + The Machine
このBGMを聞きながら読むといいかも♪という音楽を勝手におすすめしています。



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